2020年度、第6回ザ・ノーツ研究会を下記の通りオンラインにて開催いたします。
開催日時:2020年9月29日(火曜日)13:30~17:00(予定)
(オンライン配信は13時より開始しますので、接続確認などあらかじめご準備をお願いいたします。)
オンライン会場:Webex ミーティング(詳細は別途ご案内します。)
アジェンダ:Docker環境構築
1.事前に提示されたDocker資料(研究会コミュニティに掲載済み)に基づき、各自環境構築、サーバーセットアップ等を実施。
2.当日、各自の進捗報告と質疑応答
3.Domino V12 on Dockerについて
事前作業のお願い:
「Dockerに関するご案内」(ザ・ノーツ研究会メンバー限定、要ログイン)
ファシリテータから:
第5回の研究会で 「Docker で Domino を動かしてみる」ということになりました。コロナの関係でオンサイトのハンズオンが難しく、リモートのハンズオンもまた難しい面があり、模索した結果、それぞれで多少時間を作って作業をして、それを持ち寄る形をトライしてみることになりました。
(参考)
Domio v11, Domino Volt, v12 FeaturePreview 等のDockerイメージは、Flexnetよりダウンロード します。イメージの起動は次のような手順になるようです。慣れると10分くらいでDominoサーバーを起動することができるとのことです。(研究会参加者のみなさまはコミュニティより資料を参照してください。)
Domino on Docker 日本語版資料 (HCL SOFTWARE (JAPAN) BLOG にリンク)
1. Docker の環境を用意します(Docker on Windows with WSL 2 で利用可。Docker for Mac も動作確認できました。本番利用は不可)
2. ダウンロードしたDomino のイメージをロード、コンテナを作成、起動します
(1) データ保存用のVolumeを作成します (docker run -v)
(2) ダウンロードしたファイル(tgz)をイメージとしてロードします (docker load --input)
(3) コンテナを起動します(Domino Serverをセットアップモード(リッスンモード)で起動します)(docker run --rm)
(4) リモートサーバーセットアップを実施します(設定が完了するとコンテナ(サーバー)は自動的に停止します)
(5) コンテナを起動します (docker run )
3. ノーツクライアント、Webブラウザからアクセスします。(同じマシンから http://localhost/ など )
補足.Domino Volt のイメージでは、(3),(4)の代わりに予め用意された環境のボリュームを利用することもできます。リモートサーバーセットアップが完了している状態でサーバーが起動し、すぐにVoltアプリ開発を始められます。
Sample Volt server data directory (Volt/Renovations)
今回のザ・ノーツ研究会では各自で実施したDockerの環境、インストール、セットアップなどについて発表、意見交換をする予定です。うまくできなかった、失敗したなどの情報も共有し、これからのコンテナ時代に備えていきます。
これから Domino on Docker に取り組まれる方、すでにコンテナ環境で Domino を運用されている方、YAML ファイルを記述して自分のイメージを作成される方、Kubernetesを使って複数サーバーの環境構築をされる方などご興味のある会員の皆さまはぜひ、ザ・ノーツ研究会にご参加ください。