ノーツ・しこく・フェスタ2024 開催
 

瀬戸内海最大のNotes/Dominoのイベント
ノーツ・しこく・フェスタ2024(NSF2024)に参加してきました。

 

ノーツ・しこく・フェスタは2018年に開催されてから久しぶりの開催となります。

 

今回の開場は何と! 高松城跡 玉藻公園内にあります「披雲閣」の一室での開催となります。
いつもとは違う雰囲気(良き日本)を味わいながらのイベントでした。


今回のテーマは「生成AIや最新テクノロジーとの関わり

 

以下の内容で実施されました。

・開会宣言
・生成AI時代の「問う力」?  AIと人間をつなぐ効果的な問いかけの技術
・AIとNotes/Domino 禁断のコラボ~生成AI実装事例集
・Notesアプリと生成AIを融合~生成AI実装のポイントと課題
・ユーザーディスカッション(課題・お困りごとなど)
・HCL Notes/Domino最新情報と、Volt MX Go による次世代の基盤と連携
・本日の振り返り

 

〇生成AI時代の「問う力」?  
AIと人間をつなぐ効果的な問いかけの技術

最近話題の生成AIについてのお話でした。
まずは「レゴブロックでアヒルを作りましょう」で始まり
一人ずつレゴでアヒルを作成。
何と同じアヒルが一つもないくらい、色々なアヒルが作成されました。

指示方法があいまいだと、同じアヒルが出来る確率が低く、色々と自由なアヒルが作成、
もし指示がより詳しかったら、同じようなアヒルが作成されていたのではなど、
色々とディスカッション形式で話し合いました。生成AIの指示の方法にもかかわってくる内容ですね。

生成AIに対しての質問(指示)でも期待する回答得るにはどのようにしたらいいかなど
教えて頂きました。

質問の回答に対して、再度「60点、100点にして!」と依頼、なんと酷な依頼。。。
だが制度がより上がる様です!

 


〇AIとNotes/Domino 禁断のコラボ~生成AI実装事例集
ノーツコンソの大阪研のメンバの発表です。
前半はNotesAI連携アプリのご紹介、後半は生成AI実装のポイントと課題についてお話頂きました。
NotesDominoとAIとのコラボアプリを数点作成されたものを紹介していただきました。

・私が特に気になったアプリ
  添付画像の説明を生成
   確かに添付してある画像は開かないと分からないので、
         画像からAI解析してどのようなものかが文章で分かると助かりますね。
  忖度メール
   相手の立場、性格、要件などを入力すると、忖度したメールが作成される。
         これは使ってみたいですね。
   より条件を加えていくといい文章が作成出来ていました。
   とはいえAIで作成したメール文書をそのまま送信は危険ですね。送信前には自分でチェックが必要!

・プロンプトエンジニアリング
 最近よく耳にする言葉ですね。
 命令方法や、立場、状況などの情報を決めておくことで、得られる回答が変わるので、
 使う人によって回答にばらつきがあるところが面白く感じました。
 何事にも設定が大事ということですね!
  
・ChatGPT within LotusScript
 LotsuScriptでの実装方法もご紹介していただきました。
 詳しいソースコードはこちら
  https://enjoyxpages.sakura.ne.jp/wp1/category/%e7%94%9f%e6%88%90ai/
 

 

 

〇ユーザーディスカッション(課題・お困りごとなど)
参加者から、お困りごとなどを発言していただき、みんなで考えるディスカッションを行いました。
ユーザ目線でのお困りごとや、ベンダー目線のお困りごとなどもあり、全員参加で話し合いました。



〇HCL Notes/Domino最新情報と、
Volt MX Go による次世代の基盤と連携

ノーツコンソ大阪研ではおなじみのHCLタイムですね。
V14.5についてなど、次期バージョンも開発が進んでいるようです。

最近よく耳にするVolt MX Go についても詳しくお話がありました。
https://www.hcljapan.co.jp/software/hcl-volt-mx-go/
(Volt MX Go:HCL Domino の既存の資産を活用する連携機能やローコード開発に特化)
 


〇本日の振り返り
みんなで輪になって座って、本日の内容について一人ずつ話し合いました。
結構長く話ていたので、会場の時間がギリギリになってしまい、
その後は急いで、集合写真を撮って、会場を片付けて撤収しました。

会場も「和」でして、「座」で話を聞けたので、参加者の皆さんもリラックスして聞けたのではないでしょか。
今までにない特別感があったイベントだったのではないかと感じました。
 

今回は高松開催ですが、他の地域でもイベント開催があればうれしいですね。
 

運営の方、参加された方ありがとうございました。

 

もちろんその後は、懇親会もありました。
地の美味しい食材を使った料理が絶品でした!

                               大阪研究会 米原