12月19日に日本IBM本社にてDomino 2025 Virtual Jamのパブリックビューイングを開催しました。
この日はオーストラリア・ニュージーランド地区を対象とした Virtual Jam で、日本時間では午前10時の開始でした。
個々人で参加するより皆で参加した方が、理解度が深まるであろうという事で、パブリックビューイングを開催しました。

今回のVirtual Jamの概要についてご報告します。
1.Face-to-faceで開催したDomino 2025 JAMの説明
12月15日に日本でも開催された Face-to-Face の Domino 2025 Jam について 、その内容の概要が説明されました。
Domino 2025 Jamではこれまでにどのような事を行ってきたのか?という説明や、その場でのサーベイを実施しましたよ等、
今後のIBM Notes/Dominoのリリースに向けての進め方等の話がありました。
Jam自体は1月末くらいまでオンライン Jam など様々な形態で実施されて、Jam を通じて集まった意見を元に
IBM Notes/Domino V.10 の方向性を決定する予定です。
その結果は2018年3月に行われるIBM Think 2018内で発表しますということでした。
2.オンラインサーベイの実施
今回はDomino 2025 Jamの進め方や IBM Notes/Domino のロードマップについての説明だけと考えていましたが、
なんとここでもオンラインサーベイが実施されました。と言っても、選択肢付きの簡単な質問です。
1つ目は「アプリケーション開発で困っていることは何か?」というものでした。
本来であれば、参加者一人一人が回答するべきところですが、パブリックビューイングという形での参加だったため、
参加者に何を選択しますか?という問いかけをして一番多いもので回答するという事にしました。
※実際には数名の方が自分のPCを持参しており、個別に回答していたようです
1分ほどで回答期限が来て、その後即座に結果が発表されました。

ちなみにこちらが1問目の問いに対するサーベイ結果です。同じ質問が3回繰り返されましたので、1つを選べない!
という場合でも3つまでは選ぶことができました。
この後、この内容についての質疑応答が10分ほど行われました。パブリックビューイング会場からも質問しようよ!
という雰囲気にはなったものの、質問がまとめきれずにできないまま終わってしまったのは残念なところです。
2つ目の質問は「アプリケーション開発がどうなったら嬉しいか?どうしてほしいか?」という質問で、同様に3回
回答するチャンスがありました。
質疑応答では、開発プラットフォームが古臭いよ!とかパフォーマンス向上してくれ!といった辛口なものがありました。
3つ目の質問は「メールとチャット」についての質問でした。
アプリケーション開発の時と同じように、「メールとチャットの何に困っているのか?」「メールとチャットが
どのようになったら嬉しいのか?どうしてほしいか?」という質問がそれぞれ3回ずつ行われました。
質疑応答ではSametimeのチャットの履歴が残らないは問題だ!とか、メールが多機能すぎて使いにくい!といった声が
あがりました。
3.IBM Notes/Dominoのロードマップの説明
IBM Notes/Dominoのロードマップに関しては、2018年にはIBM Notes/Domino V.10をリリースするといった
既知のアナウンスやIBM Notes/Domino 9.0.1に適用可能なFeature Packは来年に提供を予定している Feature Pack 10で
終了するといったアナウンスもされていました。
また、IBM Notes/Domino V.10にはサポート終了の日付は設けられていません。
つまり、これで終わりではなく、今後もバージョン11,12,14…と新機能を盛り込みつつリリースしていきます!
といった嬉しい発表もありました。
4.まとめ
最後のまとめとして
Domino10 進化の過程の第一歩「千里の道も一歩から」
という言葉で締めくくっていました。

オンラインサーベイについてはまだ実施しているので、ぜひ参加してほしいというメッセージがありました。
URLを記載しますので、やったことがないという方は是非回答してください。
http://ibm.biz/domino2025survey
http://ibm.biz/domino2025appdevsurvey
http://ibm.biz/domino2025mailchatsurvey
また Web を利用したオンラインの Jam も2018年に1月に3日間程度で開催されるという話もありましたので、こちらにも積極的に参加し日本からの声もどんどん届けていきたいと考えています。引き続き、Domino 2025 Jam の動向に注目してください。
Domino2025 JAM 委員会