こんにちは、9月3日(金)。この日は2016年度の大阪研究会の第3回でした。


【大阪地区研究会って?】
大阪研究会って何?という方もいらっしゃると思いますのでまずご説明をさせてください。
地方別の研究会は文字通りその地域の方での交流・研究を目的としています。
東京のテーマ別の研究会と違ってみなさんが思い思い、研究されたいテーマが異なっているのが面白さの一つだと思います。
2015年度頃より大阪研は年4回の中で各回のテーマを設けて実施しています。
その分、回によっては参加者の方の目的のテーマにそぐわないこともしばしばあるのですが、その分広い知見が得られるのが地方研の強みとも呼べるかもしれません。
製品の最新情報の共有は勿論のこと、参加者のNotes開発Tipsやソーシャルについてなどテーマとなるカテゴリーは本当に多岐ですね。
吉原は今年で大阪研は3年目の担当となりますが参加する皆様がなるべくご満足頂けるようにするのは本当に大変です。

さて9月3日のレポートに移ります。
今年は各回毎にテーマを設ける形で運営しています。この日のテーマは社内ソーシャルでした。

社内ソーシャルを導入している企業、導入されている企業を中心にセッションを持ちました。

 

まず初めに事務局山元さん立っての推薦で、キーウェアサービス株式会社河上さんからIBM Connect Japan 2016(7.27)にご講演された『流行りのSaaSで本当に365日幸せ?クラウド時代の賢いNotes活用術』を出張短縮版としてわざわざ東京からリモートでお話頂きました。
(テレコンの接続不調では大変ご迷惑をおかけしました。。)
SaaSそのものの説明からクラウドそのものでどんな活用法があるかを具体的にお話頂いたので、クラウドの利用イメージがついていなかった方でも最初にわかりやすく入って頂けたのかなと思います。


(皆さん真剣です...!)

 

続いてユーザー企業の社内ソーシャル実践例としてダイフク株式会社の藤澤さんより、事例のご紹介を頂きました。Connectionsの展開にあたってこれまでどのようなことをされてきたのかをお話頂きました。
セミナー・説明会の開催やアンケートの実施などコツコツと活動を積み上げてきた甲斐もあって、最近成果があがってきたとのことで大変嬉しい限りでした。
コツとしては「ユーザーを誘導する仕組みと、ガッツリ手放さない仕組み両方を作ること」だそうです。勉強になります。

 

さて、クラウドへの熱で頭がボーッとなってきた所で一旦閑話休題。
ジョンソンコントロールズ株式会社の林さんから『ペルソナとカスタマージャーニーマップ』のお話がありました。
林さんは最近関連の勉強会に行かれたそうで、サービスを展開する上でペルソナ(仮想のユーザー)を作り課題やユーザー像を正確に把握する方法のTipsをご紹介頂きました。
Domino、ITに関連する話題だけでなく、このようなトピックも取り上げてくださる柔軟性を持った方がいらっしゃるのはこの大阪研の強みとも言えますね!


再びクラウドに戻ります。
今度はソーシャル導入をする側のパートナー企業側から参戦です。
SCSK株式会社の村上さん・野村さんと、IBMはソーシャルエナジャイザーの八木橋パチ昌也(パチさん)が東京から参戦しました。
村上さん・野村さんからは「社内につながりを作るとどう嬉しいか、これからのコラボレーションのあり方とは」「仕事をする上でのモチベーション、非金銭的報酬がどう仕事につながるか」等大変興味深いテーマでお話頂きました。

 

弊社IBMのパチさんは「IBMのソーシャルをベースとした新しい働きかた」について話しました。
IBMは社内ソーシャル導入をしてもう数年経ちます。
会社全体としてソーシャルと新しい働き方を提唱していったことや、事前に参加者の方からお聞きした社内ソーシャルへの疑問に回答していきました。
実は参加している吉原もIBMって裏でこんなことまでしてたんだ!ということが多く見てて普通に楽しんでしまいました。
IBM Verseも導入段階では社内の浸透への戦略が当然ですが取られました。まだまだ営業さんや若い方が中心に使っている印象はありますが、Macの展開もあるせいか新しい物に触れる方が多くなっています。


セッションを盛りに盛ったせいか、この日は終わるのがいつもより遅くなりました。
参加者の方々、ごめんなさい。
終わった後は恒例の反省(懇親)会。この日は野村さんが美味しいと評判の中華屋さんの予約をとってくださいました!
(お店的によかったのかは置いといて)山元さんお手製の持ち込みの梅酒も飲みながら大いに反省しました。

大阪研はこんな活気でいつもやっています。
出張のタイミングなど合わせていつでも皆さん遊びに来てくだされば幸いでございます。

 

ちなみにリモートでは株式会社エフの御代さん、そして最初にセッションに参加頂いた河上さんが最後まで聞いてくださりました。
他研究会の方の参加要望が多ければ、今後もリモート開催を検討していこうかと思います。

 

以上、元新人SEのIBM 吉原でした。