2016年9月2日に佐賀県武雄温泉にある中山鉄工所様にお邪魔して
Notes利用環境と工場見学をさせていただきました。

 

中山社長のリーダーシップで社内システムを Notes に統一し、
日々の報告から掲示板、納期管理の様なカスタム機能が載ったものまで
約250個のアプリケーションを利用されていました。

 

中山鉄工所は、砕石機器を製造・販売しており、
全世界の現場で広く製品が採用されています。
トンネルの採掘時に出る石などを粉砕し
細かく搬出しやすくする機械などを見学させていただきました。

トンネル用の砕石機器

 

Notes は営業活動報告から始まり、
機器を組み合わせた見積もり、見積書・請求書など書類作成、
受注からメンテナンスまで 様々なデータベースが連携されており、
複数部署で連動して顧客への販売・サービスが行える様になっていました。

データベースにノウハウが蓄積されているので、
担当営業やメンテナンス要員など顧客訪問時に必要な情報が集められており、
誰がヒヤリングに行っても情報の抜け漏れなどが無いよう工夫されています。

業務フローにあわせたNotesのアプリケーションが構成されているので、
Notesを使うだけで日々の業務が回る様になっていました。

Notesの画面

 

見積もりの様な数字を扱う場面では、 Notes の画面から
SQL Window という外部アプリを 呼び出して
RDB から数値を持ってきて加工する工夫がなされています。
現場にデジカメが導入されて写真や設計図など
大容量データを扱う NAS と連動するアプリケーションもあり、
Notes で無理をせずに賢く使い倒すための割り切りができている環境が構築されていました。

大容量データを扱うアプリケーション

 

適材適所で得意な物を選び、Notes から使い倒す
とても魅力的な働き方ができている会社に訪問させていただき刺激を受けました。

IBM松浦